この記事では多くの人が気になる戸建てのリフォームについて詳しく解説します。
物件の汚れや傷み、不具合などのか所が気になっている人、疑問を持っている人には役立つ記事です。
ぜひ最後まで読み進めていただければと思います。
戸建てのリフォーム費用はいくら?
まずは戸建てをきれいな状態にする費用がいくらほどかかるのか、例やかかる期間も含めて見ていきましょう。
リフォーム総額は5万円から2,000万円
不具合を直したり古い設備を新しく交換すると、傷みの程度や施工範囲、工事期間、専門会社によって上下しますが、およその費用は総額5万円から2,000万円ほどです。
1か所だけ、この部分だけなどの場合は5万円かからないケースもありますし、あっちもこっちもきれいにしてしまおうと思えば2,000万円ほどかかるケースも珍しくありません。
場所ごとの費用や期間例
たとえば戸建てでシステムキッチンへの交換なら50万円から100万円、トイレは5万円から50万円、お風呂は60万円から120万円、洗面所だと10万円から50万円ほどです。
屋根や外壁の塗装だと1週間から4週間、太陽光発電の設置は1~3日間くらいだと見ておくと良いでしょう。
各工事にかかる平均日数ですが、キッチンの解体や撤去日数で1日、キッチン床の補修や給排水工事だと3日、トイレを和式から洋式に変えるには半日から1日ほど、配管や内装工事を伴うトイレ工事なら3日~5日、お風呂全体をする平均日数は4日から7日ほどとして計画を立てます。
クロス(壁紙)の張替えは750円から1,500円/㎡、床材の交換をすると1万円から7万円/畳だと考えておくと良いでしょう。
もしも戸建てでフルリフォームを希望するなら、建物の構造や施工会社などにもよりますが、およそ3か月半から5か月ほどです。
しかし、その前準備として設計も必要で、設計には最低2か月ほどを考えておきます。
仮住まいの費用も
忘れがちなのがリフォームにあたっての仮住まい費です。
仮住まいを考える人は往復の引っ越し代金、荷物保管代金、もしも処分品があるなら処分代金なども考えておくと良いでしょう。
戸建てのリフォームに関する補助金とは?
最後に、リフォームで利用できる補助金をご紹介します。
住宅をリフォームする場合、一定の要件を満たすことで所得税や固定資産税などの軽減や優遇を受けられる制度があります。
また、住宅の性能を向上させるリフォームを行うと、さらに優遇する税制や融資なども用意されているので知っておきましょう。
こうした補助金や減税制度は各自治体によって異なりますし、利用するには、定められた期間内に税務署や自治体に工事証明書などの書類を提出して申請しなければなりません。