相続や転居などさまざまな原因から、空き家になってしまうことがあります。
手続きが面倒、費用がかかるなどの理由で、空き家をそのままに放置していませんか?
リスクやデメリットを考えますと、空き家を放置することはおすすめできません。
こちらの記事では、空き家を放置するデメリットや売却方法について解説していきます。
空き家を放置するデメリットとは
空き家を放置すると、次のようなことが考えられます。
●ごみの放置
●不審火や不審者の侵入による治安の悪化
●空き家の倒壊
●納める税金が増える
自分だけでなく、近所にも迷惑をかけるデメリットがある点は見逃せませんね。
また、空き家が辺りの景観を悪化させる原因になり、さらに地価の低下につながる可能性もあります。
空き家を放置すると税金が増える?
空き家であっても、不動産を所有していることに変わりありません。
そのため空き家を所有している間、固定資産税や都市計画税を支払い続ける必要があります。
そして固定資産税の額を決めるのは、不動産の評価額です。
住宅用地の場合は減額特例が適用されますので、評価額を6(200㎡以下の場合)で割った数値を元に課税をおこないます。
しかし所有している空き家が、保安上危険または衛生上有害となるおそれがあるなどとみなされると「特定空き家」に指定されます。
特定空き家に指定されますと、減額特例が適用されなくなります。
つまり評価額が6倍になり、納める税金が増えるのです。
放置している空き家を売却するには
空き家の所有が負担に感じるのであれば、売却もおすすめです。
それでは、空き家を売却したらどんなメリットがあるのか、また売却方法について解説します。
空き家売却のメリット
空き家の売却には、以下のようなメリットがあります。
●売却益の取得
●維持費が削減できる
●固定資産税を納める必要がなくなる
どれも得られたら嬉しいものばかりですね。
空き家の売却方法
売却する方法には以下の3つがあります。
●そのままの状態で売却
●空き家を解体し、更地にして売却
●空き家をリフォームして売却
どの方法にもメリット・デメリットがありますが、一番簡単な方法はそのままの状態で売却する方法です。
そのままの状態で売却する方法だと、余分な費用や手間がかかりません。
売却方法は、空き家の築年数や状態などを考えて選ぶと良いでしょう。
いずれの方法を選んでも、まずは不動産会社にご相談ください。